【デジカメ】カメラをこれから始める方、始めたばかりの方に向けてのアドバイスのような事。part.2
わたしが考える、カメラを始めたばかりでも、知っておいたほうがいい事、Part.2です。
主に、自分自身が「こうしておいたら良かったな。もっと早く知ってたら良かったな」と残念に思ったことがベースになっていますので、役に立てる記事になっているはずです。
*若干読みにくい部分には目を瞑っていただけると。。。😥
前回の記事をまだ読まれてない方は、先にお読みいただくことをお勧めします。
では、本題です。
= ファインダーを覗いたままで、マニュアル設定(M)での撮影がしやすいカメラを選んだ方がベター =
少なくともダイヤルが2つ以上必要。
F値、シャッタースピード(以下、"SS")、ISO感度をそれぞれ独立したダイヤルで調整できるのがベター。
マニュアル設定での撮影がしやすければ、確実に他のモードでも対応できます。
ちなみにわたしはSonyのフルサイズ機がメインで、前ダイヤルにシャッタースピード、後ダイヤルをF値、ISO感度はダイレクト*にコントロールホイールで調整します。
*コントロールホイールでのISO設定は初期設定では無効になっています。このダイレクトの設定は良し悪しで、ストラップでの持ち運び時に値が変更されてしまって、次の撮影でびっくりすることがあります。
= ISO感度は1/3段ずつ調整できるものベター =
もし、1段ずつだととても面倒くさいのです。。。
ISO自動、且つ、絞り優先 or SS優先であれば、気にならないことなのですが、
マニュアル設定での撮影がとてもめんどくさくなるのです。
例えば、夕方で暗くなってくる時間帯に、F値が解放値で、SSが厳しくなってきた時、ISO感度をあげますよね?
1/3段だけ明るくしたいのに、ISO感度は1段ずつしか調整できない。
となると、『ISO感度を1段あげて、SSを2/3段遅くする』という二度手間が発生します。
上記の場合、回すダイヤルは合計で3目盛。そのままでどんどん暗くなっていく中で撮影を続けるとなると、[ISOを1上げてSSを2/3下げる]→[SS1/3下げる]→[1/3下げる]→[ISOを1上げて2下げる]・・・これを繰り返していくので、実際に操作している想像するだけで頭が混乱してきそうになります(笑)
もし、ISO感度を1/3段ずつ調整できるのであれば、1目盛ずつだけで済みます。
ちなみに、わたしが初めて買った一眼レフカメラはISOが1段ずつだったので、露出への理解が遅れました。。。
『1目盛は全て1/3段である』という頭で設定してるとISO感度が上がり過ぎて、露出オーバーになっていたりしました。。。😓
= WBをK(ケルビン)値で調整できる方がベター =
Autoでも大丈夫な状況がほとんどであるとは思います。
ただ、ストロボを使ったり、RAW現像をするにあたっては、自分で決めておいた方が後々楽です。
ストロボの放つ光の色は基本的に一定です。ですが、環境光は状況によって変わります。そういう状況でカメラ任せにしてて、思い通りのWBにはならないことがほとんどです。
= SSは1/4000よりも早くできる機種がベター =
現行機種のほとんどが対応しているはずなので、大丈夫なはず。
コンパクトデジカメは対応できないことが多いです。
= RAW現像は早めに始めた方がベター =
最初からでももちろんいいのですが、カメラの扱いに慣れたらRAW現像に挑戦してください。
JPG原理主義者の方もいらっしゃるので、一概には言えないのですが、わたしの考えとしては、
『カメラのポテンシャルを最大に発揮するにはRAW現像が必須』であると考えます。
JPGだけでは、そのカメラの限界もわからないままですし、もったいないという感覚です。
= ストロボは早めに使い始めた方がベター =
ここでいうストロボは内蔵ストロボではなく、外部ストロボです。
昨今、中国メーカーなどから安価で良質なストロボがたくさん出ていますので、とても手に入れやすくなりました。ワイヤレスでの多灯ライティングもとても敷居が低くなりました。
ストロボを使うのとそうでないのでは、光の方向性であったり、光の強さへの理解のスピードがだいぶ変わってきますので、早い段階で色々触ってみることをお勧めします。
余談ですが、電波を発するワイヤレスストロボは、ちょっと高かったとしても『技適』の付いているものを購入してください!! あとで買い換えるより、全然安価ですので。
= ここで、やっとどんな機種を選べばいいかの話 =
現行の最新機種であれば、一眼レフ、ミラーレス一眼、共にほとんどが上記の条件を満たしています。
ただ、初心者機には機能を省かれていたりするので、「何ができるか」よりも「(上位機種に比べて)何ができないか」に着目して機種を絞っていくことをお勧めします。
というのも、そんな安い買い物でもないので、「できるだろうと思ってて、できなかったショック」は半端ない!!その反面、『できないこと』を理解していれば、対処法もあらかじめ準備することができます。
お役に立てた内容がございましたら、コメント頂けるととても励みになります。
貯水槽。Sony ILCE-7RM2 x Sigma 18-35mm f/1.8 DC HSM | Art 018。撮影日 2018/10/03
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