【デジカメ】初めてのデジタル一眼カメラにSonyをお勧めしない最大の理由
そんなわたしがSonyをお勧めしないかと言うと、、、
『フォーカス精度が高すぎて、他のカメラを使えなくなっちゃう』からです。
初めて、一眼レフというものを手にした時、それはそれは感動しました。
まるで、プロにでもなったかのような錯覚に陥ったほどです(笑)
※最初に手にしたカメラはC社の初心者用にカテゴライズされる一眼レフでした。
ただ、カメラの扱いに慣れて、いろんなことを試している内に、
『自分の限界』『カメラの限界』が見えてくるようになります。
『限界を感じた瞬間』、それは、成長のチャンスなので、
諦めずにいろいろチャレンジして貰いたいのです。
安心してください。
『自分の限界』については努力や経験によって広げることができます!
しかし、『カメラの限界』は基本的には勝手に変わってくれることはありません。
ただ、ご自身が使っている『カメラの限界』を知っていることはとても重要です。
これは、また、別の記事で書いていこうかと思っています。
話は戻りまして、、、
一眼カメラの扱いに慣れてきた時に『最初にぶち当たる壁』というと
- 写真全体、もしくは、被写体がぶれている。手ブレ、被写体ブレ。
- ピントがあってない。違う所にあっている。ボヤけている。ハッキリしていない。
- 明るさが思ってたのと違う。空は明るいけど、地上が真っ暗。
というところだと思います。
1つ目の"ブレ"に関しては、シャッタースピードやカメラの構え方、呼吸、シャッターボタンの押し方で改善できます。
2つ目の"ピント"、"フォーカス"に関しては、正直、自分の努力でどうこうするよりも、現在となってはカメラに任せてあげる方が精度が高いです。
3つ目の"明るさが見た目と違う"問題については、『基本的にカメラというものはそういうものだ』と理解するべきだったりします。人の目はとても優秀で、明るいところは暗く処理してくれて、暗いところは明るく処理してくれるという不思議な便利機能が備わっています。
ただ、カメラのセンサーにとっては、レンズの収差なども影響ありますが、一般的には一定の明るさでしか写真としてデータにすることができないのです。が、もちろん、対処方法はいっぱいあります。
RAWデータで保存しておいて後処理するであったり、HDR合成するであったり、部分的にフィルターを使うであったり。これも、また記事にするかもです。
で、一番最初に書いた、Sonyのカメラはフォーカス精度が高すぎる問題です。
はい、苦労せずにピントが合っちゃうんです。
何なら、人を被写体として撮る場合、設定だけちゃんとしてあれば、ファインダーを覗かなくてもピントが合ってしまいます。
それに慣れちゃう、というか、それが「普通」だと思っていると、重厚な一眼レフや、高級なレンズであってもちゃんと扱ってあげないとピントが合わないということに気付かないんじゃないかなと心配しています。
自身の実体験ですが、C社の一眼レフで撮影した写真をPCモニターで確認した時、どうも、合わせたいと思っていた所にピントが合っていないことがよくありました。
ズームレンズでズームしてからMFでピントを合わせて、広角に戻してからシャッター押してみたりとか色々試しました。
ちなみに、これはダメな方法ですよ!ほとんど(というか全て?)のズームレンズは、焦点距離によってピント位置も変化するので全く意味をなさない方法でした。
結論、Sonyのオートフォーカス、ピント精度はとても高くて信頼できる!
でも、それだけに頼って慣れてしまうと、難しい被写体や、他メーカーのカメラでピントを合わすことができなくなってしまう。
私のお勧め対処方法としては、
- 時々、オートフォーカスに頼らず、マニュアルフォーカス縛りで一日過ごしてみる
- 種々様々のオールドレンズを積極に楽しんでみる
- いろんなカメラを使ってみる
の3点です。
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